茨城県知事に新顔登場 現職知事の7選を阻む
8月27日、茨城県知事選の投開票が行われ
現職である橋本昌氏(71)と
新顔である鶴田真子美氏(52)を破り
自民党と公明党が推薦する大井川和彦氏(53)が当選した。
1.大井川氏の経歴
【学歴】
土浦市真鍋小学校→日立市立宮田小学校 茨城大学教育学部附属中学校卒業 茨城県立水戸第一高等学校卒業 東京大学法学部卒業 ワシントン大学ロースクール卒業
【経歴】
1988年 通商産業省(当時)入省 1998年 同省 シンガポール事務所長(初代) 2002年 経済産業省商務流通政策グループ政策調整官補佐 2003年 マイクロソフトアジアに入社(執行役員) 2004年 マイクロソフト株式会社 執行役常務パブリックセクター担当 2010年 シスコシステムズ合同会社 専務執行役員パブリックセクター事業担当に就任 2014年 同社 専務執行役員パブリックセクター事業担当 兼 コマーシャル事業担当 2016年 株式会社ドワンゴ(ニコニコ動画運営会社)取締役
2.選挙概要
大井川氏は菅官房長官や
地元選出の衆院議員の梶山弘志氏の擁立を受けて
出馬しており、そこに小泉進次郎氏の応援も加わりました。
投票率は43.48%で前回の31.74%から
10ポイント以上の増加で選挙を終えました。
3.まとめ
選挙における投票率は低いのが当たり前となっている現在だが
これを改善して行かなければ民主主義という建前は
本当の意味で変われないでしょう。
背景には菅官房長官が現職であった橋本氏に
「自分が一番偉いと思っている」と
ご不満の様子でした。
また国会議員の選定や入閣には地域の票が必要となってきており
梶山氏を入閣させるために大井川氏を擁立したという噂もあります。
多忙な大井川氏がどこまでクリアな地方行政を全うしてくれるかに
期待したいところです。