シュナイダー兄弟の歴史
今回はシュナイダー兄弟についてご紹介します。
シュナイダー兄弟(Schneider Freres、1913~1962)は
20世紀に活躍したアンティークブランドであり、
兄エルンスト・シュナイダー(1877~1937)と 弟シャルル・シュナイダー(1881~1953)によって作られていました。
彼らはパリ市近郊のシャトー・ティエリーで生まれました。
共にガラス工芸家として腕を磨き
1913年にガラス工場を設立しました。
中でも弟のシャルルがデザインのほとんどを担当しました。
ナンシー派のヴィクトール・プルーヴェやミュラー兄弟、
ドーム兄弟らとの交流が深かったことでも有名です。
アールデコ最盛期(1930年代)に
アールデコの意匠を取り入れている傾向があります。
シンプルな形と色調の変化、
気泡を使ったデザインが特徴的です。
また、カメオガラスにエッチングされた幾何学文様や
リアルに表現したデザインなど
多岐にわたるデザインがあります。
サインは、”Le Verre Francais””Schneider”
”Schneider Freres”と刻銘されている場合が多いです。
もっとシュナイダー兄弟について知りたい方は
をご覧ください。